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コミュニケーション能力と「読む」こと [独り言]

読む・書く・聞く・話すという4つの行為が、
コミュニケーション能力の根幹です。

そこで今回は「読む」ことに関して書きます。
面接で、趣味の欄に「読書」と記載されていなくても、
ほとんどの人に対し、どんな本を読んできたのか、
また感銘を受けた本について問います。

夏目漱石や森鴎外、島崎藤村など、
明治の文豪の作品を挙げる人が少ないのは、
時代の変遷ゆえと理解できないこともないのですが、
中には堂々と、そしてにこやかに、
「本は読みません」と言い切る応募者・・・(笑)

「では新聞は何を購読していますか?」と問うと、
明朗快活に「読んでません」って、
そこはすまなさそうに恥ずかしそうに答えるところだろ!
という言葉をグッと飲み込んだことが何度あったことか・・・(汗)

まぁ他人の志向についてとやかくいうつもりはありません。
でも活字を読んで意味を理解して、
初めて自分で考えることができるし、表現もできる。
つまり、日本人である以上は、
所詮は日本語でしか物事を考えられないし、
日本語でしか表現できないのです。

よく語彙力なる言葉を使いますが、
言葉はできるだけ多く知っておいた方が良いでしょう。
語彙力があれば、事象、心象が適切に表現できるし、
微妙な言い回しも可能になります。

先ほど触れたことの繰り返しになりますが、
何より、思考の幅が広がるのは間違いありません。

話を元に戻しましょう。
本も新聞も読んでこなかった人たち。
もうすでに手遅れなのかといったら、
それは違います。
今からでも決して遅くはないです。
ただ人一倍どころか、3倍も4倍も努力はするべきでしょう。

とにかく本と新聞は読むに限ります。
とりわけ本については何でもいいのですが、
途中で放り出さないで、最後まで読むことです。
内容がどうであれ、読了後にひとつの達成感が生じるはずです。
その達成感が次への書物に繋がると思います。

また冗長な文を書いてしまいました。
キリがないので、この項はここまでにしておきます。


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